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厨黒 - ちゅうくろ -

"厨"ニ病に冒された男が"黒"歴史を綴る、そんなブログ。

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ネガティブの侵食



 自分はあからさまにネガティブ的な思考を持っている節がある。

 しかし、まがいなりにも、自分の作品を世に出しているうちはそういう発言は止めたほうがいいと人に言われたことがある。

 よくよくあることで、「自分の作ったものなんてこの程度だろう」といったことは結構口にも出してしまう。本当に素晴らしい作品が自分に作れるという絶対的な自信がないからだ。

 ただ、そういうのは思っていたとしても、口に出すべきものじゃない。このことに関しては友人にかなり、結構、強く、叱られた。

 作品を出す以上、それを見る者がいて、評価する者がいる。なるほど、この作品を生み出した人は素晴らしい人なんだな、というファンになってくれる者も現れる可能性だって出てくる。しかし、その作者本人が作品に対して悲観的だとそれらの人を全否定することと同義になる。

 これは凄い→いや、そんなことはない。

 素晴らしい→何処がそう思えたのだろう。

 ネガティブになることは、つまりはファンへの裏切り行為他ならないわけだ。

 また、この世の中に、作品を出しているのは自分だけではない。もしそういう人が自分の作品に対してある程度の関心を持っていたらどうだろう。ああ、この人の作品は自分よりも優れている、自分ではこの作品には辿り付けないと思ってしまったらどうだろう。

 いや、自分の作品なんてそんな大層なもんじゃない。低俗で下劣で価値なんかあったもんじゃない。そう言いたくなってしまう面があるが、大概の場合、嫉妬や怒りへと変わり、敵対視されてしまうことだろう。特に同業者ほどそういう気持ちは強いと思う。

 でも、やはり難しいものだ。誰かにケンカを売るつもりはない。ただ、自信がないだけ。そういう自分に対する不満や不安が溜まっていくから何処かで吐き出したい。

 それでも、自分の悲観的な言葉の一つ一つはファンの期待を裏切ることになり、同じ道を歩むものに対する嫌味へと解釈され、結局のところ、自分には必然的に多くの敵を作る結果が待っている。

 よく、贈り物するときなんか「つまらないものですが、どうぞ」という謙虚さを出すものだが、自分の場合は「これはつまらなくて、くだらなくて、酷く面白くないものですが、寛容な心をもしお持ちであるならば、おすすめはしませんが貰っても構いませんよ」という感じだ。

 かといって、作品を作っておきながら誰の目にも触れることのないように封印するとかそういうことはあまりしたくはないので、表に出さざるをえない。

 自分というヤツは一体、何をしたいのだろう。友を失ってでも、ケンカを売ってでも、ファンを減らしてでも、自分の作品を広めたいのだろうか。

 自分のやりたいことが、自分のやっていることの正反対とはまるで意味が分からない。
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